2009年6月24日 (水)

アスパラの夜・青楓

ここひと月はひたすら仕事で、お酒を飲むことも友人と遊ぶことも無く、笑っちゃうような品行方正な生活(!)でした。脳味噌が沸騰しそうなほど働き、ストレスは溜まる一方。しかし200906232011000_2 久々にワインを愉しむ機会があり、救われました♪爽やかな風味のホワイトアスパラや、舌がとろけそうな貴腐ワイン・・・幸せです。

仕事が繁忙期でも今のところどうにか和菓子教室は通ってます。左は今月作った和菓子。松の焼印が押された「焼き菓子」の中身は小倉餡で、200906232010000_3 はちみつやバターも用いて作った皮は、焼き上がりサックリ。先月の紅白饅頭が予想以上の出来だったのに気をよくしてこの日も’包あん’をしましたが、焼き上がりはボコボコ。世の中そんなに甘くはありません(苦笑)。そして、てっきり一つ一つ丸めた後、串に通すと思っていた「みたらし200804091727001_2 団子」は、私の思い違い。まず’きりたんぽ’状にした生地を串に通してから、成形するんですね。やってみなければ分からないことだらけです(笑)。

もう一方はさつまいもを使った「焼き芋」と、絹布巾で絞った「小桜」「青楓」です。「焼き芋」200906041703001 の皮を模した外側の黒い部分は餡。あんで包むことは成功したものの、切り口の黄色を出すための’つや卵’を塗りすぎて垂れ、先生に注意されてしまいました^^;)。 次の茶巾絞りの要領で作る2品は、着色や腰の高さに生徒それぞれの個性が出て面白い。ここのところ地味系のお菓子作り200906181449002 が多かったので、華やかな色合い、細工を楽しみました。

仕事が忙しくて色々あるのは仕方ないとしても、実は今月はそれ以外の部分でも「どうしてこんな事が?!」と感じるツイてない事のせいでブルーな気分で過ごしていたのです。しかし、良い方の意味でドキドキしてしまう出来事があり、気分を持ち直した感じ。書くほどの事ではないのだけど、嫌なことは忘れ、いい事だけを忘れないために一応♪

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2009年5月31日 (日)

饅頭も花も白・ピンク

今は5月の終わりだけど仕事は既に’夏の陣’モード。そして今日はせっかくのオフなのに雨。200905071603000_3 最近ツイてな いこと続きで、行きたい場所にも行けていないので、週末はせめて自宅でDVD鑑賞をすることに。前から見たかった「ボーン・アルティメイタム」(ボーンシリーズ第3弾)と「レッドクリフⅠ」をレンタルです。世間じゃ既に「レッドクリフⅡ」の公開終了間近だというのにね(苦笑)。

200905211418000 右の写真は今月作った和菓子です。「紅白まんじゅう」は予想以上にふっくらまん丸の仕上がり。手粉をつけて行う包あん作業で粉だらけになりましたが、ちょっと嬉しい♪で、次ですが・・・前から読んで下さっている方はお気づきでしょうが、実は餅系の製作が苦手な私。混ぜるのも成形するのもくっついたり、にちゃにちゃしたりでうまく出来ないこと多し。だから次の「猪の子餅とわらび餅」の日は「餅&餅かぁ・・・」とテンション低く教室へ。精200905121556002_3神年齢がお子様な自分は、見た目渋い和菓子にはイマイチ気分が高まらず、カラフルなお菓子にソソられるのです^^;)。

しかし、熱さに耐えて3度も練ったわらびもちは、ふるふるんと出来上がり、クセになりそうな食感♪蜜などかけなくても充分美味。表面のきな粉以外は、わらび粉と黒砂糖、水のみの材料でこうなるなんて不思議で200904151436002_4 す。地味~な外見の猪の子餅(笑)も、冷蔵庫で冷して食べたら小豆の甘さが丁度よく、どちらも意外な結果でした。とは言っても6月は、もう少し見た目に楽しい和菓子を習えるらしいので、それが今から楽しみ。

2月に植えたスイートピーが今や満開。(興味ある方は4つ前のblogをご覧下さい) もう、支柱は越えてしまったのに、からまる場所を求めてさらに伸びてます。その下はさくら草。これは一般的に出回っている西洋さくら草(プリムラ・マラコイデスなど)とは異なり、ニホンサクラソウと呼ばれます。独特の華やかさで意外と見栄えする楽しい花です。

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2009年5月10日 (日)

仏26チーズ♪

200905041703000_2 4月後半から連休明けまではほぼ毎日仕事に出てました。G.W.中は、仕事の合間を縫って静岡へ1泊帰省した他、4台ピアノ演奏を聴きに行ったり(熱狂の日@東京国際フォーラム)、チーズイベントに顔を出したりと例年に無く多忙で、あまり連休気分もないまま今日まで過ぎてしまった。コンサートやイベントに行かなければ、寂しい日々だったかも。200905041714000_2

右の写真はイベントで出されたチーズたち。フランスAOP(旧AOC)ばかり26種です。なんせ私は普段チーズとはかけ離れた仕事をしており、勉強不足なので(←言い訳です、ハイ^^;)、既に正式名称をド忘れしているチーズがあったり(!)、最近加わった新顔チーズを初体験したりで、少々焦りました。資格受験勉強した頃を思200905031720001 い出しつつ、2日間で全て美味しく食べましたけど(苦笑)。

左の写真は今回実家から貰った君子蘭です。親が「(私の家で育てている)サボテンが欲しい~」と言うので、今年確実に花が咲くサボテン数鉢を持参したら、「(お返しに)クンシランを持ってって♪」と・・・。’いらない’と言っ200904061637002_3ても「どうしても持って帰って」と断りきれず、持ち帰ることに・・・。 確かに花はキレイだけど、主張の強いオレンジ色の花とあまりに大きな鉢植えはどう見ても我が家の庭には合わず少々ゲンナリしていましたが、そこは拾う神有り(笑)。夫の実家に届けたところ、その庭には花もデカ鉢もそれなりにマッチし、喜んでもらい、助かりました(汗)。200904151623001_5

下の写真は先月まで咲いていた我が家のチューリップ達。色によって花の大きさが違っていますが、白、イエロー、薄オレンジとも同じ種類のチューリップなんです(笑)。

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2009年4月21日 (火)

城ヶ島へ・初水ようかん

200904141256000 日帰りで三浦半島の先端、城ヶ島へ行ってきました。同行の友人とは数年前に千葉の御宿(砂丘と月の砂漠記念像で有名な場所)へ行って以来、2度目の’ちょい遠出’です。

品川から京浜急行久里浜線の終点、三崎口まで約1時間、そこからバスで200904141244001_3 30分で城ヶ島到着。この日はあいにくの雨模様だったので天候をうかがいつつ、シーズンオフで人の少ない海辺の街で気ままに愉快に過ごしました。区域内なら何度でも乗り降り可能な「三浦半島1day切符」は重宝し200904141325000ます♪

最初の写真は三崎公園に立つ地図。上部に付けられた波と風見鶏が三浦らしい雰囲気です。次は三崎港。港の近くで食べたマグロの漬け丼は、マグロの切り身がほぼ二重に乗っていて千円足らずの値200904141323000_5 段でした (もちろん美味!)。3、4枚目は北原白秋記念館とその近くの海岸から見た城ヶ島大橋です。看板猫のチロちゃんもいる記念 館は、海岸が目の前。シーズンオフだったためかとて200903261358000_5 も静かで素敵でした。ちょい遠出第3弾はどこへ行こうかな~

右は今月和菓子教室で作ったお菓子です。初回はしぐれ2種(いちごと抹茶)。ピンクの方の中身はイチゴ風味あん、外側が抹茶味の中身は白あんです。 次は柏餅(白とよもぎの2種)と、ひすい羹(ひすい色の 水よう200904171211000_3 かん)です。柏餅は餅粉や水から作る本格派(?)で、蒸すのも二度に分ける手間のかかったもの。私は餡がうまく包めず飛び出しそうになる始末。柏餅でこんなに疲れるとは思わなかった・・・(苦笑)。しかし、一方のひすい羹はなぜかそこそこ美しく出来上がり、食感も良く、内心ちょっと感動したのでした。

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2009年4月 6日 (月)

香の使者

4月は1年のうちで一番仕事が少なく、時間があるので出不精の私も割と出歩く。ここ数200903301716000_2 週間のうちに「ワルキューレ」(映画)を見て、アンドレ・ボーシャン展(ニューオータニ美術館)やチーズのイベントに行った(イベントは国産ナチュラルチーズとワインの試食会のようなもの)。 そして、講座が突然閉講になり困っていた和菓子教室も、新たなところに入会し、既に1度製作もした。作った和菓子は次の機会にup予定です。

200904061627001 庭のフリージアが咲き、独特の香が漂っています。それを見て、ずっと忘れていた事を思い出した。・・・高校の卒業式の朝、校門で部の後輩に呼び止められ、貰った小さな花束も黄色のフリージアだったのだ。「kamakuraさん、顔、こっち!」と言われてシャッタ200904041613000_3 ーを押されたのにはビックリした。照れ臭さもあって数日後、写真を届けにきてくれた時、ロクにお礼も言わずじまいだった気がする。「驚いたけれどお花、嬉しかった、ありがとう。」くらいのことがなぜ言えなかったのか。気が利かないしカッコ悪かったなぁといまだに思う。

200904021751000_2 フリージアは毎年咲くのに、今年突然それを思い出したのは、先日女子大時代の友人と久々に電話で話し、「彼女とも20年以上の付き合いか」と感じたからだろうか。記憶がタイムスリップして当時のことが頭に浮かんだのかも。 それにしても、退職時など形式的な花束はその後何度か貰ったことがあるけれど、結局思い出に残っているのは、小さくてシンプルなあの花束。いつか自分もそんなサプライズを誰かに200904021816000対してしてみたいものだ。

写真2枚目は週末に植え替えをしたサボテンの子供たち。3枚目は、猫つながりの知人から頂いたびわです。長崎茂木で温室栽培された枇杷は甘くてジューシーでした。右側は相変わらず人が多い目黒川沿いの桜と、打って変わって人っ子一人いない目黒の隠れた桜の名所、夕闇迫る碑文谷八幡宮です。

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2009年3月19日 (木)

スペインチーズ

200903162018002 飼い猫の他界後、少し時間が流れ、落ち着いたのでチーズのセミナーに行って来ました。この日のテーマはスペイン北部のワイン。チャコリやリオハがたっぷり飲めて幸せです♪ もちろん、これらのワインに合わせて同国のチーズ、「サン・シモン」「ムルシア・アル・ビノ」「マンチェゴ」が登場200903161847000_3。そして 仏産チーズ2種をプラスした計5種のチーズでワインとのマリアージュを探りました。ただ、スペ産ワイン・チーズ特集なのに、私が一番美味しく感じたチーズは仏産の「アフィデリス」(笑)。パンの上に乗っているチーズです。それから、本来は200903101718001_2 ワイン色の表皮があるはずの「ムルシア・アル・ビノ」は、表皮の状態が良くないので表皮はカットされ、写真では単なる白一色のチーズになってしまいました(このチーズは原料がヤギ乳なので、一番白く見える)。表面を赤ワインで洗うためにワイン色の表皮ができるこのチーズ、割と写真栄えするはずなので200903101717001_2すが・・・残念。

次の写真は、今月初めに見た梅の花です。けれども既に都内の桜も開花が始まったとか。「3月なのに、もう桜?」と、びっくりです。今年はお花見したい気分だけど、200903171615001 この陽気では、そう思ってもたもたしているうちにあっという間に桜の時期も過ぎてしまうかも。

我が家の庭では雪柳の白い小花が開花し、春らしくなってきました。 最後の写真は1月に苗を頂いたスイートピイ。2月初旬、プランターに植えた後どんどん伸びていて楽しみ。夏が訪れる頃、花が見られるといいな。

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2009年3月11日 (水)

番外編  「gift」

愉快な話ではありません。「それでも・・・」と思って下さる方は読んでいただければ有り難いです。

数日前、飼い猫が他界し、都内の動物霊園で火葬などを済ませた。後日、納骨です。18年半の一生、人間で言えば90歳でした。これは猫を心配してくださった人への報告と、自分の気持ちに区切りをつけるために書いています。

今から18年と数ヶ月前、生後2ヶ月で彼女は結婚後間もない北九州市の我が家(当時のこと。現在は埼玉在住です)に、知人を介してやってきて家族になった。目が大きく逆三角形の顔をした女の子。雑種で尻尾が長いのが特徴。既に名前が付けられていたのでそれをそのまま使うことにした(ここでは頭文字をとって’C’とします)。

生まれつき腎臓の一つが萎縮し機能しなかったCは、幼い頃、何度か体調を崩して病院の世話になった。ある病院では「(腎臓が一つしか働いていない)この猫さんは長生きは無理。せいぜい持って7~8年でしょう」などと言われたけれど、生後2年を過ぎた頃からは健康そのもの。この15年間、Cが病院へ行くのは年に一度のワクチン接種と血液検査を受けるだけで、かなりタフな賢い猫だった。もう、自分はあんな猫には出会えないんだろうな、と感じる。

というのは我が家へ来て以来、夫の転勤に伴い6度の引越しを経験したが、いつも一番に新居に慣れて悠然と過ごしていたし、’ひざの上に乗る’と決めたら何度振り払われても乗る!といった頑固な面はあったものの、性格は穏やかで、家に来た知人に対し、噛み付いたり引っかいたことは一度も無いからだ。この家を建てた住宅会社担当者のMさんは、用事で我が家を訪れるといつも「います^^)?」と、Cの姿を探したものだ。 死期が迫り、動くのが困難になったCのために、トイレやエサ場を2Fから彼女の寝床近くへ移すなど何度か変更した時も一度で場所を覚えたし、立つのがやっとの状態でも起き上がり、亡くなる直前までヨロヨロしながらトイレへ行き、威厳を保ったかと思うと、寝床へ戻る途中でペタンとお腹を床につけて休憩する姿で私達を笑わせてくれた。同時にその姿は「老いるってこういう事。しっかり生きるってこういう事」と教えてくれているようにも思え、胸が熱くなりもしたが。

元気そのものだったCが去年の12月後半、急にエサを食べなくなった時、近所のベテラン獣医から「いまだにこんなに元気でいること自体が不思議ですが、腎不全の末期です。回復は無理なので覚悟して下さい。」と言われた。当時Cは食欲不振なだけで普通に生活していたけれど、獣医の言葉は心に突き刺ささった。 それで、少しでも長く生きてもらいたい一心で、その日からCに注射を受けさせるための一日おきの病院通いが始まった。同時に猫用流動食を注射器で日に何度も与えて栄養補給し、お正月には神社の絵馬に「Cの病気がよくなりますように」と書いた。あんなに重い気分で年越ししたのは初めてだ。 Cは1月と2月の中旬までは体重が減っただけで活発に動き回っていたのに、2月後半に入ってからは急激に状態が悪化した。そして数日前、自宅で私がいつものように病院へ連れて行く準備をしていた時、呼吸が荒くなり、息を引き取ってしまったのだ。

私は2月に入ってからは毎日注射に通い、かつ仕事も多忙だったため、肉体的、時間的にキツかった。ただ、Cへの感謝の気持ちを込めて自分なりに出来るだけのことをしたつもりなので後悔はない。また、お世話になった動物病院では、院長はじめ、スタッフの誰もがCを可愛がってくれた。先日は動物霊園でも手厚く対応してもらえた。Cが旅立った今、それだけが救いだ。

Cが我が家に来た頃、20代前半と若かった私は様々な葛藤を抱えていた(その葛藤の幾つかは今も解決されていない)。考えてみればCがそばに居たからこそ、道を踏み外さずにどうにか歩いて来れたのだ。猫は何かを話してくれたり、してくれるわけではないが、Cは私にとっては相棒であり、支えだった。守り神のように。知らない街に移り住んで寂しかった時も、2度目の学生生活に入り将来が不安な時も、Cの尻尾に触れ、つるんとした耳をなでると気が落ち着いた。 そうすることが出来なくなった今、というよりも今後、寂しさや喪失感が押し寄せてくるのだろう。18年半もの間、Cが居ることが当たり前の生活だったから、先の生活がどうなるのやらまるで読めない。けれども、気落ちしていても何かが好転するわけではないから、しっかりと歩いていかなくてはと思う。彼女は死の間際まで喜びや笑いや涙を与えてくれたのだから。Cから与えられたその無形のギフトを自分の力に変えて。

☆☆読んでいただき、どうもありがとうございました。こうして読んでくださる方の存在は私にとって宝物です。

ただ、さすがにレスするのは辛いので今回はコメント欄は設けません。 次回からは通常の’うずまき猫のテーブル’に戻ります。近日中に更新いたしますので、またよろしくお願いします♪私は元気ですから猫の事は気になさらず、これまで通り、明るく楽しいコメントをお待ちしてますね。

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